何回か三途の川に片足つっこむことはあっても、なんとか戻ってきては元気いきていたおじいちゃん。昔からカリカリしていて、畑作業が好きで、90近くなってからは体がついていけね~とか言って。
家の庭の小さな畑だけでそれでもいろいろと育ててみたりして。あまりじっくりと話したこともなく、お祝い事や子供たちをつれてちょくちょく会うようになったのもここ数年。気づけば94歳。
そろそろ心臓も弱ってきてって話もされて。それでも自分で動けるし歩けるし食べられるし、全然ぼけていない。丈夫なじいちゃんでした。そんなじいちゃんもついに入院でねたきり。
強心剤をうってもうーうーうなっているじいちゃんをみて、歳で寿命だとは言えこんなつらそうな姿みたくないってちょっと泣きたくなりました。そろそろ心の準備をなんていわれて。
実家の父は実の父でもありますが、みんな順番なんだって。そうなんだけど。いっぱい生きたけど、私はここ数年しかじいちゃんには接していない。じいちゃんも92歳になるばあちゃんもまだまだ元気でいると勝手に思っていたけど。
もうかなりしわがいっぱいで、細くて、こんなしっかりと見たことなかったなって実感です。残り少ない日数ですが、子供たちもつれて少しでもおじいちゃんに合わせられればいいかなって思います。